使い捨てマスクは洗える!?マスクについたファンデーションは落ちるのか!? 花王が出しているマスクの洗い方を参考に実践
はじめに
4月17日に全国へ緊急事態宣言が発令され、ウイルスによる未曾有の経済被害、生活難、巣籠もり生活を強いられています。
そんな中マスクの供給も滞り、政府がたった2枚だけを各家庭に配布する"アベノマスク"なんていう、愚行の策に出たいま、己の身は己で守るしかない状況です。
マスクを毎日使うたびに捨てていては、早い段階で家庭のマスクは底を着き、コロナが蔓延る外界へマスクなしで出ていかなければならなくなります。
そんなマスクの危機を救えないかと、今回みなさんが1番使っている「プリーツ型マスク」を手洗いで再利用できるか検証してみました。
洗いかたの手順
1.標準濃度の洗剤で10分間浸漬
2.塩素系漂白剤のキャップ7分目(15mL)を水1Lに溶かした液にマスクを10分浸漬
3.水道水を用い十分にすすぐ
4.清潔なタオルに挟んで水分を吸い取る
5.形を整えて干す
詳細はこちらhttps://t.co/nRAEhvV79qpic.twitter.com/Dsuo7zzage
— 花王 アタック(#とろねこチャレンジ実施中) (@kao_attackjp) March 5, 2020
マスクをストック
使ったマスクは菌が着いてるかもしれないので、家にもって上がらず、下駄箱でストックします。
マスクは1日中着けてると、菌以外にも粉塵や自分の飛沫などでだいぶ汚れます。
また女性だとファンデーションなんかも付いて、さらに汚れると思います。
①洗剤で浸け置き
我が家は、今大人気の「アタックZERO」を使用しているので、洗面器1杯にちょいプッシュします。
そして、マスクの繊維を崩さないように、ゆっくり押し洗いして、10分くらい浸け置きしておきます。
その後、水道水ですすいで、水気を切ります。
②漂白剤で浸け置き
次に、どの家庭にもある「マイキッチン ブリーチ」を使用します。
1Lに対して15mlです。
今回使用する洗面器は1L程度なので、キャップの7分目(ちなみにキャップ1杯:22ml)までを投入します。
そして、ゆっくりかき混ぜ全体に馴染ませていき、10分くらい浸け置きしておきます。
その後、水道水ですすいで、水気を切ります。
③柔軟剤で浸け置き
こちらは花王の手順にないんですけど、マスクからいい香りがしたらいいなぁなんて思って手順を加えました。
柔軟剤をほんの少し加えて、全体に馴染ませ後、10分くらい浸け置きしておきます。
④すすぎ&天日干し
最後に3回ほど水道水ですすぎ洗いをして、天日干ししたら洗濯完了です。
最後のすすぎもマスクの繊維を崩さないように、ゆっくり優しくすすであげましょう。
結果
結論から言うと、普通に使用しているマスクは見た目ではあまり変わりませんでした。
ただ、柔軟剤を使用しているので、「めっちゃいい香り」になります。
また、見た目は変わらないけれど、塩素を使用しているのでマスクについた菌やコロナは確実に落ちているはずです!
つぎにファンデーションの方はというと、汚れは多少は綺麗になりますが、真っ白になるほど汚れは落ちませんでした。
これは、もう少し塩素の濃度を上げて再挑戦です。
我々、一般市民がマスクの使用を節約することで、最前線でコロナと戦う医療従事者へ1枚でも多くのマスクが行き渡ることを願っています。
これからも使用済みマスクは洗濯して再利用続けていきます。