【未経験・独学】始める時期は?勉強期間は? 2020年宅建試験で43点を取った合格者が教えます!確実に合格するスケジュール管理
宅建試験に合格したい!!
その動機は、「会社で取るように言われているから」、「就活で役立つだろうから」、「将来出世したいから」、「自己研鑽のために」などさまざまあると思います。
ただひとつ言えることは、合格した自信、プロセス、何よりその資格は「必ず人生の財産になる」と言うことです。
ただ、合格率10%程度の宅建試験は生半可な気持ちでは合格できないでしょう。
もし宅建試験に一発で確実に合格したいなら最低限の時間の確保と覚悟が必要です。
もし、3ヶ月くらいでチョロっと勉強して合格してやろうなんて思ってこのブログに辿り着いたのなら、下へスクロールしても貴方が探しているものは見つかりません。
まさに急がば回れです!
ただ何も大学受験みたいに我武者羅に毎日7時間も8時間も勉強して、自分の時間を全て捧げろと言ってる訳ではありません。
効率良く時間を上手に使えば、毎日1時間や2時間程度の勉強をたった8ヶ月続けるだけで合格を勝ち取ることができます。
"今後の人生で財産となる資格"と"たった毎日2時間8ヶ月の自由時間"とを天秤にかけて、どちらに価値があるか、言わずもがな答えは一目瞭然ではないでしょうか!?
その賢明な判断ができる貴方は是非、以下のスケジュール管理で宅建合格を目指してみて下さい!
私はこの勉強法で業界未経験・独学ながら民法大改正があった2020年度試験を自己採点43点で一発合格する事ができました。
貴方も必ず合格できます!!
私のスペック
と言っても、かく言う私自身のスペックはかなり気になると思います。
どうせ地頭がいいから合格したんでしょ!?
どうせいい大学出てるんでしょ!?
私も他のブログを見漁ってそう思っていました。
以下が私のスペックですが、いたって凡人です。
しかし凡人でも努力次第で宅建には合格することはできるんです!
宅建は難関資格と言われますが、決して雲の上の資格と言うわけではありません。
年齢:24歳
大学:福岡市内の中堅の大学、工学部を卒業
会社:ビルの設備に関わる技術職
所持資格:第二種冷凍機械責任者、ボイラー1級、 第二種電気工事士、 ITパスポート、危険物取扱者(乙4)
スケジュールリング
宅建の合格に最も重要になってくるのがスケジュールとゴールの設定です。
ただ漠然と勉強を進めていてもモチベーションが持ちません。
大まかなゴールとスケジュールを設定し、そして各セクションごとに都度ゴールとスケジュールを設定していきます。
結局、仕事でも私生活でもそうですが、確実にスケジュール管理ができている者が仕事ができるし、上手に生きられるし、人の上に立つことができるんです。
いつから始めるのか?勉強時間は?
宅建の合格に必要な勉強時間は250時間とも300時間とも言われます。
私の場合、未経験・初挑戦ということで、最大時間の300時間を設定し、毎日1時間勉強することを目標としました。
すると毎日何時間勉強すればいいか?何ヶ月勉強すればいいか?算出できてきます。
①毎日1時間を試験日まで
・1H×300日(10ヶ月)=300時間
10ヶ月必要 → 1月から勉強開始
私の場合、実際に算出してみて10ヶ月も勉強したくないと思ったので、3ヶ月前からギアを上げることにして勉強する期間を少し減らしました。
②毎日1時間と試験日3ヶ月前は毎日2時間
・1H×120日(4ヶ月)=120時間
・2H× 90日(3ヶ月)=180時間
7ヶ月必要 → 4月から勉強開始
そしてここが重要なんですが、必ずスケジュールに余白を取ってください。
週に1回は勉強しない日(余白日)を設定しましょう!!
必ず毎日欠かさず勉強する何なんてのは実質、不可能です!!
今日はどうしても気分が乗らないとか、社会人ならば飲み会が入ったりもするでしょう。
もし毎日欠かさず勉強すると設定していて、もし1日できない日があると気持ちが切れてしまいやすいんです。
どうしても勉強できない日があれば、余白日に回せるようにしておけば気持ちに余裕ができて長続きするんです。
したがって、毎日1時間勉強するとすると3月から始めるのがベストとなります!
いつまでに何を終わらせるのか?
いつから勉強を始めるか決まったら、次は大まかなゴールとスケジュールを設定します。
宅建を攻略するには何と言っても、過去問を攻略することが必須となります。
ただ素人がいきなり過去問から始めてもちんぷんかんぷんで殆ど解けないので、中々やる気が持ちません。
したがって、「参考書+基礎問題→過去問→予想問題」の順番で8ヶ月のスケジュールへ大まかに落とし込んでいきます
その中で特に過去問の完成に最大の時間を割いてください!
したがって
3月〜4月(2ヶ月): 参考書+基礎問題
5月〜7月(3ヶ月): 過去問
8月〜9月(2ヶ月): 予想問題
10月 (1ヶ月): 総仕上げ
上記の大まかなスケジュール感で学習を進めていきます!
どの科目から進めればいい?
宅建試験は3科目ありますが、実際に勉強してみて感じたのは、
「宅建業法」:狭い範囲の暗記
「権利関係」:イメージ力、範囲は無限
「税・その他」:超広範囲の暗記
したがって、とっつきやすく、さらに勉強の成果が出やすい「宅建業法」から学習を始めて「権利関係」、「税・その他」の順番で学習を進めていきます。
各セクョンの勉強期間
以下では私自身が実際に取り組んだ勉強の順序や期間にフォーカスしてご紹介していきます。
是非ご自身でスケジュールを計画する目安にしてみて下さい。
また、勉強方法や進め方については次回ご紹介します。
参考書+基礎問題 (3月1日〜5月14日)
科目ごとに参考書を読んで基本問題を解いていきます。
私は業界未経験で民法なども初めてだったので、かなり時間がかかりました。
「権利関係」:25日間
「税・その他」:25日間
過去問(5月15日〜8月5日)
私は12年分(600問=2400択)が収録された過去問で学習を進めました。
同じ過去問を5周くらい回しました。
7月上旬(2ヶ月間)までに3周解き終わり、さらに8月から1周解きました。
とにかく過去問を時間をかけて徹底的にやり込みます。
あと、過去問は直近の年度が収録された1冊だけで十分です。その過去問に特化して下さい。
予想問題(8月6日〜9月30日)
過去問だけやっておけば間違いないと言う方も多くいますが、近年の試験は難化傾向にあり、過去問だけでは対策が万全ではなくなってきています。
したがって、予想問題は最低2冊以上は解くべきです!
予想問題集は各社がこぞって傾向を分析し、近年出ていない問題や珍しい問題などがメインに収録されています。意表を突かれ、いい意味で危機感を煽られます。
予想問題は力試しのつもりで時間を計測し本番さながらに解きます。
意外と点数が伸びないですが、マイナスに考えることはないです。
本番前に新しい問題に出会えてラッキーくらいのマインドで解いていきます。
各社が出している予想問題集3冊を2周回しました。
1冊に3回分収録されているので、2日で1回分を完成させるとすると、2週間弱で1冊が仕上がります。
1ヶ月半あれば3冊を完璧に仕上げることができます。
総仕上げ(10月1日〜10月21日)
最後の3週間で追い込みをかけていきます。
すでにコツコツやってきているので、毎日4時間も5時間もやる必要はありません!
基本的に今までチェックを付けてきた問題をもう1度解いて、できない問題の絞り込みとその問題の理解を深める勉強スタイルになります。
おわりに
何度も言いますが、宅建試験は時間の確保とその時間の使い方(スケジュールリング)を間違えなければ確実に合格できる資格です。
業界未経験・独学でかつ地頭も大したことない私でも合格できたんです。
すでに必死に宅建試験合格に向けてリサーチできている貴方なら、合格への道筋は見えたはずです。
絶対に一発で宅建試験に合格してやりましょう!!!
最後に最も重要なアドバイスです。
毎日勉強を続けていると、途中で止めたくなるときもあるし、どうしても勉強の気分が乗らない日もあります。そんな時は思い切ってダラダラして、心を休ませてあげましょう。
神も世界を創造したとき、7日目にはしっかり休んでいます。
そしてまた次の日からコツコツ積み重ねていけば、確実に合格を勝ち取ることができます。