【バイク1人旅】20代前半で人生初のスカイデイビング!ヤバすぎるほどの疾走感!
スカイダイビング と言えば、誰もが死ぬ前に一度はやってみたいことのひとつではないでしょうか!?
普通に生活していて、人生から転落する事はあっても、生身の体で何分も落下し続ける事なんて、まずもって無いでしょう!
イッテQの企画である「デビ夫人が死ぬ前にやってみたい10の事」や名作映画の「最高な人生の見つけ方」でもあるように、やはり人生最後の願いにスカイダイビングを選択したくなるのは生命活動と真逆の出来事を体験したいと思う人間独特の感性なのだと思います。
そんな、生きる事とは真逆の貴重な体験をご紹介していきます!
日本でスカイダイビングが体験出来るとこ
スカイダイビングが体験出来る施設は日本には少ないですがいくつか在ります。
【北海道】
①北海道スカイダイビングクラブ:3.5万円 3000m
②スカイダイブ北海道in余市:6万円 3800m
【関東】
③東京スカイダイビングクラブ:3.2万円 3800m
④スカイダイブ藤岡:3.2万円 3750m
【関西】
⑤スカイダイビング関西:5万円 3500m
安く飛びたいなら、関東です!
高いところから飛び出したいなら、関東か北海道です!
西日本で飛びたいなら、関西になります!
さらに詳しく知りたい方はこちらから。
この中で僕が選んだのは福岡からバイクで行けそうな、西日本で唯一空を飛べる「スカイダイビング関西」です。
北海道や関東に比べると少々値は張りましたが、人生で1回限りの体験と考えれば安いもんです。
予約から当日まで
バイクの1人旅では毎回必ずメインイベントを設定します。
今回は中国地方を1周するにあたって、スカイダイビングを体験する事をメインイベントとして設定しました。
予約は約4ヶ月先まで受け付けているので、1人旅の計画と調整して早めに予約します。
1度にたくさん飛ぶことは出来ないので、募集人員は少なく、予約はすぐに埋まっていくんです。
1人旅が始まり、福岡を出発してから下道で兵庫県に到着するには3日はかかります。
道中、高揚感と不安が入り乱れ、心ここに在らずだった気がします。
そんな不思議な感覚のまま前日を大阪で迎えていた時、1本の電話がありました。
「申し訳ありませんが、明日の飛行は強風のため中止となります。」
愕然としました。やはり危険と隣合わせのスポーツは安易には実施できないのでしょう。
ただ、こちらも福岡から遥々やってきて簡単には諦められず明後日、明々後日と食い下がりました。
そうしたら、明々後日の朝一で予約が空いているとのことで首の皮一枚繫りました。
そして、何とか風も弱いスカイダイビング日和な当日を迎えます。
いよいよセスナへ搭乗
当日はコウノトリ空港に併設された滑走路からセスナに乗って離陸します。
施設についてからは、セスナから飛び出した時の姿勢の取り方などを教わっていきます。
あと、「何かあった時の、責任負いかねます。」の同意書も書かさせれます。
当然ながら、危険と隣り合わせのスポーツは自己責任って事ですね!
そしていよいよ、ダイビングスーツを見に纏い、ハーネスを装着し、靴紐をガチガチに締め上げられ、セスナのピットへと乗り込みます。
気持ちはあの名作映画「アルマゲドン」のブルースウィルスです。
離陸そして高度3000mの世界へ
インストラクターの手首に付けたGoProで貴重な体験を終始撮影してもらいます。
では怒涛のスカイダイビングを見ていきましょう!!
インストラクターとハーネスで繋がって、初めてのセスナ(小型機)に乗り込みます。
もう1人お客さんがいたので、合計で4人がギュウギュウに詰め込まれました。
飛び出す頃には足が痺れてしまっていました。。
離陸していきます。
20分ほどかけてゆっくり高度を上げていきます。
旅客機みたいに気圧がコントロールされている機内ではないので、耳抜は必須です。
この時はまだ、余裕の表情です。(笑)
ピット内に響き渡るこもった英語の会話は、ミリタリー映画を彷彿とさせ、ワクワクしますね♪
飛び出す高度3000mに到達したら、フウ~ン…とエンジンが急に弱まるんです。
パイロットがタイミングを逃すまいと、「早く飛び出せ!!」とまくしたてます。
そうしたら、恐がる暇さえ与えられず、スタンバイポジションに入ります。
体はほぼ機体の外に露出です。(怖)
目下に広がる景色は絶景と言うより、模型?ジオラマ?地図?、何とも形容し難い、もはや自分の目線から見てきた世界ではありません。
「待って、待って、自分のタイミングで…」なんて言う間も無く、インストラクターの掛け声「3、2、1、GO」で大空へ飛び出します。
っと言うより、地面に向かって落下をはじめます(笑)
飛び出す瞬間「う゛っ…」っと変な声が出ました。
やはり、人間は頭が重いのでしょう!?まず頭から落ちていき1回転します。
めちゃビビってます(笑)
陸で習ったように体勢を整えていきます。
背中のインストラクターに肩をポンポンとされたら、両手を広げ全身で風圧を受け止めます。
ひたすら落下しているだけなのに、気持ちは大空を滑空するムササビです。
自由落下も束の間、あっという間にパラシュートが開きます。
大きく開いたパラシュートが風を受けて、いっきに上昇します。
そこからはひたすら空中遊泳♪
前におぶられた赤ちゃんの様に足ぶらで、やっと景色を堪能できます。
さすがインストラクターですね!
パラシュートを巧みにコントロールして、離陸したポイントへピンポイントで帰ってきました。
無事、スライディングしながら着地しました。
着地した瞬間に着地ポイントで準備していたスタッフが駆け寄ってきて、ものすごい速さで撤収していきます。
もちろん、落下したてホヤホヤの記念写真も撮ってもらえます。
そんなこんなで、長く長く待ちわびた人生最初で最後のスカイダイビングはものの15分くらいでほんとに「アッ!」と言う間に終わってしまいました。
ちなみに途中で音が切れますが、大空へ飛び出す映像です。
とうとう今朝とんできた!
— SHO (@chokocricket) 2016年9月1日
スカイダイビング♪
あまりに非現実的で恐くなかった✨
模型の世界に飛び込む感じ pic.twitter.com/GTJ1mEGrxD
スカイダイビングをしてみて
とにかくめちゃくちゃ楽しいです!恐怖はほぼありません。
ちなみに、最近バンジージャンプも飛んだのですが、よっぽどバンジーの方が怖かったです…
やはりスカイダイビングとなると高度が高すぎて、高さにリアリティがないんです。
なので純粋にヤバすぎるほどの疾走感楽しめます♪
人生で最初で最後のつもりでしたが、死ぬ前にもう1回やってもいいですね!
と言うよりむしろ、時間と金さえあればハマりそうな勢いです(笑)
皆さんも、ぜひ1度飛んでみてはいかがでしょう!?