20代前半サラリーマンの1人旅

主に新型ジムニーのカスタム記事を書いています。その他DIY記事もあるので覗いてみて下さい。

【バイク1人旅】福岡から屋久島1周 マジでおすすめする大自然満喫スポットをご紹介!

 

 屋久島はこんなとこ

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世界遺産としても知られる屋久島には大自然の魅力がたっぷりと凝縮されています。

 

屋久杉が生い茂る山に入ればもののけ姫のイメージとなったとも言われる「苔むすの森」や圧倒的スケールを誇る「縄文杉」などがあり、抜群の透明度を誇る海に行けば「ウミガメの産卵」や「美しいサンセット」を堪能できます。

道路を走ればヤクシカヤクシマザルが悠然と道路わきで寝そべる姿をみたり、自然のありのままの姿がそこにはあります。

 

また、屋久島は降水量が多いことでも有名で1ヶ月に35日降ると揶揄される雨は屋久島の大自然を潤し、時としてライダーを困らせます。

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僕自身もそんな屋久島の大自然の魅力に取り付かれ、何度も足をはこんでいます。

 

今回、そんな屋久島の大自然をバイクで満喫できるスポットをご紹介していきます!

 

 

 屋久島1周ルート

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屋久島の1周は約100kmと大した距離はありません。ぐるっと回るだけなら3時間あれば十分です。

しかし、せっかく屋久島に来たからには海も森も川も満喫したい

 

僕がおすすめするルートは宮ノ浦港からの時計回りです。

 

全てのツーリングスポットを回ると約150kmあり所要時にして5時間ほどかかります。

焦らずのんびり2日間ほどかけて回って下さい。

 

福岡→鹿児島→屋久

まず、屋久島に行く交通手段には飛行機、高速フェリー、貨物船、泳ぎ…などなど、いくつかの選択肢があります。
 
もしバイクで行くなら船に限られます。
その中でも時間があるのなら貨物船(はいびすかす)をオススメします!
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値段はバイク(250cc)積載も含めて…7500円です!
 
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この時は僕1人だけだったので広々とした船内を満喫できました。
 
そしてこの貨物船の1番の魅力は次の日の朝7時に宮之浦港に到着することです。
朝早くに着航するので、その日を丸1日遊び尽くせるんです!
 
高速フェリーだと13時に着くので、楽しめる時間は半分になってしまいます。
 

屋久杉自然館

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屋久杉自然館|観光スポット|鹿児島県観光サイト/かごしまの旅 

ヤクスギランドへいく途中に屋久杉自然館という屋久島のすべてを学べる施設があります。

ここでは屋久杉の生体や屋久島の歴史などが学べます。

屋久杉を見に行く前に立ち寄ると、実際に屋久杉を見た時に深みが増します。
 
また、縄文杉登山にバイクで行く人も、こちらにバイクを停めてバスで荒川登山口まで行くことになるので覚えておいた方がいいでしょう。
 

バイクで行ける屋久

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屋久島の代名詞といばやはり屋久杉ですが、屋久島に生えている杉はどれも屋久杉だと思っていませんか!?

 

実はそれ、間違いなんです!!

 

屋久杉と呼ばれるものは標高500m以上に自生して、かつ樹齢1000年以上という歴史を刻んだ杉だけなんです。

 

紀元杉

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そんな歴史ある屋久杉の中でもバイク観に行くことができる屋久杉のひとつが紀元杉です。

あの縄文杉にも劣らない樹齢3000千年の老大木は見応え満点です。

 川上杉

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紀元杉を越えさらに林道を5分ほど進むと、川上杉があります。

この屋久杉は本来切り倒されるはずだったのですが、それを回避した川上さんの名前から命名されたそうです。

この屋久杉も樹齢2000年と長い歴史を刻んだ屋久杉のひとつです。

 

千尋(せんぴろ)の滝

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千尋の滝は展望台から見ることができます。

遠くからしか見れないので、迫力を感じることはできませんが、森の中に忽然と浮かぶその姿は神秘的です。

また、雨の後に行くと迫力がある滝に変貌するそうです。

 

平内海中温泉

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屋久島には2つの海中温泉があります。その内のひとつが平内海中温泉です。

 

なんと、この温泉、無料なんです!

さらに混浴なので少しドキドキします。

 

干潮時の前後1時間しか入ることができないので、しっかりリサーチしていく必要があります。

ほぼ海の中の温泉とあって、波しぶきが半端ないです!

もはやアクティビティです。

 

湯泊温泉

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こちらは平内海中温泉から2~3分行ったところにある、もうひとつの無料温泉、湯泊温泉です。

この温泉は、男女別の湯船が用意されているので、女性の方には少しハードルが下がるんじゃないでしょうか。

また、潮にも影響されず24時間入浴可能なので、陽が落ちた頃に行って満天の星空のもと入浴できたりなんかもしますよ☆

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ちなみに、この湯泊温泉で珍しい色のトンボを見つけました。

こんな色、九州じゃ見たことありません。さすが世界遺産の島ですね!

どうやら台湾に生息するトンボが北上してきたみたいですね!?

 

大川(おおこ)の滝

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宮之浦港の真反対に位置する、大川(おおこ)の滝です。

読み方が難しいですね。

日本の滝100選にも選ばれている滝で、大自然の勢いと美しさを同時に体感できます。

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この滝はとにかくデカいです!

そして、迫力が半端ないんです!

 

さらに目の前ま近づくと、吹き上がる水しぶきでマイナスイオンを存分に浴びることができて、自然のパワーをもらえます。

 

西部林道

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屋久島に来たからには必ず走っておきたい道が、この西武林道です。

屋久島が世界遺産に登録されている理由も、この自然のありのままの姿を残す西武林道があるからなんです。

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ここでは、ヤクシカやヤクザルが人間を気にするもなく道路に寝そべったりして悠々と暮らしている姿が見られます。

バイクで走りながらこんな景色を見られるのが、まさに屋久島ならではの魅力ですよね。

 

一湊海水浴場

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屋久島1周も終盤に差しかかり暑さで疲れてきた頃に、一湊海水浴場が現れます。

透明度抜群の海にプカプカ浮かんでいれば暑さで火照った身体もバッチリ冷えてくれます。

必ず海パンは忘れずに持って行きましょう。

 

矢筈神社

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一湊海水浴場にプカプカ浮かんでいると海の奥に真っ赤な鳥居が見えます。

海沿いの砂利道を進んでいくと隠れ家的な神社、矢筈神社が見えてきます。

岸壁にポッカリ開いた空間の中に真っ赤な鳥居が忽然とある姿は神秘的です。

 

かからん団子

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鹿児島県の南部の方で作られる草餅の一種である、かからん団子です。

よもぎなどを練り込んで作った団子を「かからん」と言われる丸い葉っぱで巻いた、ちょっと

グロテスク色をしたグルメです。

味はヨモギ餅なので普通に美味しいです。見た目が珍しいので是非食べてみましょう!

 

 

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山を望む道中にもこんな素敵な景色が広がります。

 

 

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海岸沿いも絶景が広がります!

 

おわりに 

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屋久島には阿蘇のようなワイディングロードや別府のような良質な温泉はありません。

 

しかし、そこには圧倒的な大自然があります!

ありのままの自然の姿がそこにはあります !!

 

そんな大自然が濃縮された屋久島をあなたの愛車と共に1度上陸してみてください!!!